物作りのこだわり2 表現者として2016.01.29
表現者として
まだまだ若輩者ではございますが、
Re-Boneブランドを起ち上げようと思ったときに自分自身を見つめなおすことから始めました。
自分の中では、どこか表現者で在りたいという想いがあったのでエキゾティックレザーを製品として表現していきたいと思いました。
その為に自分とは何者であるのかを理解することが必要だと考えたからです。
言葉が拙いので、ご理解に苦しむ事ご了承下さい。
Re-Boneの根幹としてのテーマの一つに‘他者との関わり’というものがあります。
Re-Boneでは意図的に2種類~の皮革の組み合わせ製作されたものが多々あります。
‘地球上に存在するものすべてが他者との関わり合いの中に生きている’ と思っています。
そのことを表現したい気持ちが一つと、自分自身が沢山の人たちに支えられてきて今日があるのと同じように、そのことを製品を手に取っていただいているお客様一人ひとりに製品を通してその想いを問いかけたいと思ったからです。
と同時に上記の理由と矛盾してしまいますが、主観とバーチャルが存在します。
人は、自分の目で見、自分の耳で聞き、自分の想いしか自分で感じることは出来ません。
誰かが言っていた『世界の終わりとは、つまり自分がこの世からいなくなった時だ』
ある意味事実だと思いますが、それが全てではないと思います。
皮革とは生命の亡骸、或いは歴史だと考えているので、その皮革一枚いちまいに歴史があり宇宙が存在します。
そのことに日々感謝すると共に自分自身が微力ながら何が出来るのか?
自分なりに考えていきついた先が
エキゾティックレザーの組み合わせやデザインの提案でした。
生命の亡骸(歴史)と生命の亡骸(歴史)とを共存させる為の骨子と成り得たのなら・・・
最終的にはその製品全てが受け入れて下さったお客様のものなので、自分は生命の亡骸(歴史)に製品としての生命と成しえる為の骨子として存在し、それぞれの皮革の新しい組み合わせや使い方の提案をさせていただきお客様への橋渡しができたなら・・・そんな願いでいます。
そして、上記で述べている
‘他者との関わり’ をテーマとして
‘エキゾティックレザーの組み合わせやデザインの提案’
‘ご購入いただいたお客様のお手元に届いて完成される製品’
それらすべてを具現化した製品を目標として日々精進して参りたいと考えております。