弊社では吟味したエキゾチックレザーから始まり、インナー収納部に使用している牛革にもこだわっています。
レザーだけでなくファスナーやホック、裏地に至るまでこだわり、末永くご愛用いただけるようにと、東京の職人が全てハンドメイドで仕立てた、本物の『Made in Tokyo』の革財布です。
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自身の体験を基にした初物づくしの特許出願ドラマチックストーリー第十一話
高尾山から見た初日の出
様々な出来事があった2015年も終わり、新しい年を迎えました。
年末年始は子供たちを連れて母がいる実家で過ごしました。
2016年も明けて、12月2日に届いた【拒絶理由通知書】への返答期限まで一か月を切りました。
年末年始の慌ただしさも過ぎ去ってしまったと思った時には、1月も中旬に差し掛り、‘ハッ’ と我に返った時には、残りの日数に焦りも感じ始めていました。
自分なりに考えた拒絶理由の引用文献との相違点や、自分が主張したい要点などを“Mさん”にご一読いただき、それらを踏まえたアドバイスなどもいただきながら明細書を訂正して、どこをどう訂正したか忘れないように書き留めていきました。
冷たい空気の中暖かい輝きを放つ初日
以前、お会いした弁理士の方から『〇〇と〇〇と〇〇等』と記載していた箇所について、この “など” だけど審査官から補正が入ると思うよ。
といわれていたのですが、案の定補正が入ったので訂正しました。
また、【拒絶理由通知】は、だいたい3つほどの引用文献を引き合いにだして、
『引用文献#1の中の一文+引用文献#2の一文+引用文献#3の一文=これらの文献を掛け合わせれば思いつくものであるから拒絶理由とする。』
みたいな書き方をするんだよね。
と言われていましたが、まさにそのような感じでした。
それらに対して、それぞれの引用文献との相違点を述べられるように請求項(明細書)を補正していくのですが、当初の出願権利を縮小せざるを得なくなりました。
その時に“Mさん” から
『名より実を取るという言葉がありますが、特許の世界では実より名を取るということもあります。』
といった言葉を頂戴しました。
この先、どれほど実が削られようと絶対に名を取るんだ!
と、決意を新たにしていたことを思い出します。
審査官の方から、補正によって今回の拒絶通知は解消される可能性が高いが請求項を限定することによって新たな拒絶理由(引用文献)が見つかる可能性も示唆されました。
でもこの時は ‘もしかしたらこれで辿り着けるかもしれない’
そんな淡い期待もどこかでしている自分がいました。
桜の咲く季節
“Mさん” の多大なご尽力のお蔭でなんとか一月末ぎりぎりに、【請求項】を全て補正(当然そこに呼応する明細書も全て補正)請求項を7つにして、FAXで審査官のご意見を賜り【補正書】と【意見書】を提出することができました。
自分で作成したホームページに別れを告げて、新たにブランディングページを製作してもらう為の打ち合わせや写真撮影などをしていたのもこの頃でした。
そうしていつの間にやら桜の咲く季節となっていました。
厳しい冬の寒さを越えて新しい命が芽吹くような、なんだか嬉しい季節です。
嬉しい一報が届いたら….そんな淡い期待をどこかで抱きながらも、4月も終わりを迎えようとしていました。
5月になっても特許庁からの郵便物は来ないままに、ゴールデンウィークも終わりを告げると同時に、特許庁ではなく母の入院先の病院から連絡が入りました。
桜の咲く季節は切なくも終わりを告げて
3日前に合ったとき、部活をしていた次男の試合が近いことを告げると
『私も頑張るから、試合頑張れって伝えて』
と言ってくれていたのですが…
桜が咲くのはほんの一瞬で、風に舞う桜の花びらのように
子供たち三人に看取られながら母が旅立っていきました。
父の時も、祖母の時も立ち会うことができなかったので、母の最期に立ち会うことができたことは幸いでした。
いつも病室で“Mさん”への感謝と共に、『特許取得に向けて頑張って』と励ましてくれていた母でした。
2016年5月6日の金曜日に母を看取り、母の日の5月8日に見送りました。
週明けの9日月曜日には会社に出社して仕事していたのですが、さすがにこの日だけは仕事に身が入らずに、いつもより早めに会社を閉めて帰りました。
何にも声も音もしない、たった一人の空間がとても空しいような気がして
傍らで見守ってくれていた母の姿が、昨日のことのように思えました。
母の葬儀もすませてから1~2週間後、 ‘ホッ’ と一息ついた頃に “ソレ” は届きました。5月中旬のことです。
不安と淡い期待の中で開封すると・・・・
2回目の【拒絶理由通知】でした。
覚悟はしていたつもりでしたが、この時ばかりはその場に崩れ落ちてしまいました。
権利化が一番遠くに感じた瞬間でした。
でも落ち込んでばかりはいられないので、気を取り直して【拒絶理由通知】に目を通しました。
引用文献は、今回新たに米国の特許文献3つを含む5つ明記されていたので、早速全ての引用文献を特許情報プラットフォームへいって番号検索して明細書を印刷して“Mさん” へご報告しました。
今回の拒絶理由と、その根拠となる引用文献がどの程度権利化を阻む可能性があるのかを知りたかったのでプロのご意見を伺いました。
“Mさん” からの返答は
『ざっと目を通した段階だけど今回は強敵のようだが、時間はまだあるのでじっくりと対応しましょう。』と
本件発明と引用文献との相違点を中心に検討しておくようにとお返事をいただきました。
【二度目の拒絶理由通知】のうち1つはかなりの強敵でありました。
“Mさん” も『私が審査官でもこの引例を見つけたら同じ理由で拒絶するでしょう』と仰っていました。
東京の夜景
気がつけば2か月あった返答期限もひと月を切っていました。
なかなか決定的な打開策も見つからぬままに時間だけが過ぎていきます。
返答期限までの残りも数週間と迫っています。
何度も何度も引用文献を読み直して、その相違点から対抗する手段として “Mさん” と自分が出した答えは同じでした。
初めてお会いした時に、ものの数分で “Mさん” から言い当てられた本件の本来の趣旨である
“原点に戻ろう”でした。
たとえば、今までトレーニングしてつけた沢山の筋肉の鎧を脱ぎ捨てて、Re-Bone Wallet の、本来の趣旨(コンセプト)である “Bone(骨)” <他者との関わり>の部分で勝負しようということです。
数十人の弁理士の方にご相談させていただいてきましたが、お会いしてからものの数分でその趣旨を的確にご理解して言葉にされたのは“Mさん”ただ一人だったので、何か運命的なものを感じていました。
長男が幼い頃に一緒に描いた絵(アヒルとカエル)
拒絶理由の引用文献を何度も読み返して、その趣旨を理解して本願との相違点やその根拠などを書き綴って“Mさん”に目を通していただいて、“Mさん”からご提案していだいた補正書案を読んで、意見や拙い質問などのやりとりが続きました。
いつの間にやら返答期限の7月に突入していました。
返答期限のリミットは “7月19日”
気持ちも時間もギリギリの状況でしたが、7月4日“Mさん” から【反論趣旨】と【補正書案】が送られてきます。
その時に
『ぎりぎりになってしまいましたが、できれば審査官と面接し、補正案の可否につき意見をもらい、以下の反論で納得できそうか感触を当たってみてください。今回の補正が不適切である、あるいは反論が納得できないという感じであれば権利化は難しいと思います。』
そう書き添えられていました。
早速その日のうちに特許庁に電話して審査官の方をお願いすると、受付の方から意外なことを言われました。
その12へ続く
チンアナゴ
素朴な疑問や、特許や実用新案、意匠や商標など特許庁については
〒100-8915 東京都千代田区霞が関3丁目4番3号 電話番号:03-3581-1101(代表)
*入館には身分証明書を提示して訪問票に記入。手荷物検査を経て入館票をいただいて入館できます。
特許や実用新案、意匠や商標などを検索するなら
一般社団法人発明推進協会〒105-0001 港区虎ノ門2-9-14 発明会館
*一階の入り口を入って訪問票に記帳して順番がくると、特許などの知的財産権についての無料相談ができます。
〒100-0013 東京都千代田区霞が関3-4-2
03-3519-2707
最後までお読みいただきありがとうございました。
弊社では吟味したエキゾチックレザーから始まり、インナー収納部に使用している牛革にもこだわっています。
レザーだけでなくファスナーやホック、裏地に至るまでこだわり、末永くご愛用いただけるようにと、東京の職人が全てハンドメイドで仕立てた、本物の『Made in Tokyo』の革財布です。
風水的な解釈による、財布の色に纏わるトピックです。
青い70%の海と、茶色い大地30%の陸地をもつこの惑星は、昼間は暖かい太陽の光を受けながら、夜は真っ暗な暗闇の中を月の光が照らしてくれています。
70%の海と30%の土が地球という大きな生命体で、我々はその大きな生命体の中に生息しているわけです。
そこには175万種類以上の生物が生息していて、人間はその一種類にすぎません。
青い海(水)と茶色い大地(土)に覆われた惑星地球には、沢山の植物(木)が存在していて、日中は太陽が降り注ぎ光と影をつくり、暗い闇夜は月の明かりが照らしてくれています。
人間は道具を使うことによって進化して、火を使うようになって更なる進化を遂げたと言われています。
風水は5,000年以上も昔の中国で発祥した環境哲学であり、自然と人々の暮らしをより良いものにするための智慧として受け継がれてきたものです。
「陰陽五行説」とは、自然界に存在する全てのものは「木・火・土・金・水」の五行に分類され、「陰」「陽」いずれかの性質を持つという考え方です。
「木・火・土・金・水」と聞いてアレ?と思った方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そうです、ここに太陽(日)と月を足したら一週間になるんですよね。
でも、一週間の呼び方は、風水由来ではなくてエジプトの占星術「土星・木星・火星・太陽・金星・水星・月」からきているようです。
そこに、ユダヤ教やキリスト教の考え方が加わって、現在の「日月火水木金土」になったそうです。
いずれにせよ、遠く離れた土地でも同じような考え方があって、太陽系の惑星の呼称が一致するというのは偶然ではなく必然だったのだと考えます。
エキゾチックレザーにも色々な種類があって、それぞれの生命たちの軌跡が映し出されたかのような皮革の表情たちは“天然のアート”といっても過言ではないのかもしれません。
色合いとはまた違った“革感”をお探しの方はエキゾチックレザーも選択肢の一つとして考えていただければ幸いです。
◆Small Goods(革小物)
E-レザーを使った革小物です。(小銭入れ・名刺入れ・フェイバリットケースなど)
高級エキゾチックレザーをアウター全面に使用し、インナーには牛革やナイロンなどを使いカジュアルさの中に高級感を演出した、オリジナルデザインのシリーズです。
高級エキゾチックレザーを使用した、Re-Boneの「スタンダード」を表現したシリーズです。
エキゾチックレザーの高級感だけでなく、天然皮革が醸し出す生命の軌跡を感じて頂くことができます。
Originalシリーズをベースに、より貴重なレザーを贅沢に使用し手の込んだ特殊加工などを施した特別仕様。
「美は細部に宿る」という哲学の基に「財布」という概念を超えたアート作品をテーマにしたシリーズです。
『世界を変えることは自分を変えること』をテーマとして掲げ
日常を、“非日常に変えるアイテム” として、また『他者との関わり』を具現化した財布
Re-Bone/リボーンオフィシャルショップ:https://rebone.tokyo
これからもリボーンは、エキゾチックレザーの魅力をひとりでも多くの方に伝えていく為に歩き続けたいと思っておりますので、今後とも「Re-Bone/リボーン」を宜しくお願い申し上げます。
製品タイプ別一覧
◆Small Goods(革小物)
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高級エキゾチックレザーをアウター全面に使用し、インナーには牛革やナイロンなどを使いカジュアルさの中に高級感を演出した、オリジナルデザインのシリーズです。
高級エキゾチックレザーを使用した、Re-Boneの「スタンダード」を表現したシリーズです。
エキゾチックレザーの高級感だけでなく、天然皮革が醸し出す生命の軌跡を感じて頂くことができます。
Originalシリーズをベースに、より貴重なレザーを贅沢に使用し手の込んだ特殊加工などを施した特別仕様。
「美は細部に宿る」という哲学の基に「財布」という概念を超えたアート作品をテーマにしたシリーズです。
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・平日 11:00 ~ 18:00
・土日祝日 11:00 ~ 19:00
・定休日 月曜日(祝日の場合は翌火曜日)
・東京都台東区蔵前4-20-12 福谷ビル2階A室
・最寄り駅 都営大江戸線・浅草線 蔵前駅から徒歩5分程度
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以下のGoogleマップをご覧ください。
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【リボーンウォレットについて】
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【リボーンウォレット ラインナップ】
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『TREND MAP』取材動画
http://trend-map.jp/business/347
こちらのページはRe-Boneの軌跡をまとめたページになります。
内容はRe-Boneのコンセプトを 始めとして、Re-Bone Walleの開発秘話、
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自身の体験を基にした初物づくしの特許出願ドラマチックストーリー第十話
2015年12月
2015年も12月になるとほぼ同時に “それ” は届きました。
送り先を見ると <特許庁> と書いてあります。
待ちに待った審査結果が郵送されてきました。
面接時のやり取りから、結果は覚悟していたのでおおよその予想はしながらも(淡い期待をどこかで抱きつつ)開封しました。
結果は、やはり【拒絶理由通知書】でした。
その日のうちに“Mさん”に【拒絶理由通知書】が届いたことのご報告をしました。
ある程度の覚悟と準備もしていたので、早速その【拒絶理由通知書】に目を通しましたが、自分の知識だけでは理解に苦しむ箇所も多々ありました。
拒絶理由は非常に多岐に渡っていました。
●新規性
●進歩性
●拡大先願
●明確性
それらの拒絶理由が、ほぼすべての請求項を網羅していました。
初めての経験という事と、反論期限が2ヶ月と決まっているので(2ヶ月が経過してしまうと出願の権利が消失してしまい、二度と同じ案件で特許出願はできなくなります)自分も多少の不安と焦りがありました。
そんな自分の心情を察した“Mさん”から
『今回の拒絶理由通知は出願人に補正の機会を与えるためのものなので、記載をよく検討して対応しましょう。』
『提出期限まで2ヶ月あるので、年内に補正案を固め、年明け以降に審査官に送って見てもらうという手順でよいでしょう。』
とアドバイスをいただいたお蔭で、気持ちが軽くなり有り難く感じました。
期限は2ヶ月
それぞれの引用文献を何度も読み返して、引用文献との相違点を、審査官が納得できるように説明しなければなりません。
事前に審査官の方に確認したいことや、自分なりに訂正を加えた【請求項】へのご意見も伺いたいと思っていたのでメモ用紙に書き綴りました。
二度目の面接日程をお知らせしていた “Mさん” に、拒絶理由から補正した【請求項】を送っていただきました。(分かりやすく解説も添えられていました)
そして、『面談のときにはとりあえず記載要件(36条)違反をクリアできるかどうか審査官の方と相談してみて下さい。』と添えられていました。
“Mさん” からの力強いアドバイスをいただき、いざ二度目の面接へと勇んで出掛けて行きました。
この辺から “素人と玄人の違い” を、まざまざと思い知らされることとなります。
東京で雪が降った景色
何を、どう表現すれば良いのか言葉が見つかりませんが、稚拙な文章でお許し下さい。
“素人”である自分は、“最終的に権利化したい部分”のみを列記し(自分は可能性を広げて記載しているつもりでしたが)ソコのみで勝負しようとしておりました。
そういった形で出願してしまうと、拒絶理由に対し補正するだけの余裕がないので、その時点で手詰まりとなってしまいます。
“玄人”である弁理士の方の手法は、その発明の趣旨を理解して出来得る限り権利を広げて出願するのです。そうすることによって、拒絶理由に対して補正するだけの余裕を確保しておくんですね。
【審査官とのやり取りの中で、どれだけの可能性を残して権利化させることが出来るか?】
正にこの点が、良い弁理士と良くない弁理士の違いであると伺ったことがありますが、その通りなんだと自分も思いました。
“Mさん”からいただいた補正した【請求項】と自分なりに補正した【請求項】は当然ながら雲泥の差がありました。
しかしながら今回の【補正案】では、●進歩性と●新規性はクリアできるが、●拡大先願のおいては認められないと審査官に指摘を受けました。
面接でのやり取りなどの一部始終を“Mさん”へご報告した頃には、すでに年の瀬を迎えようとしていました。
年の瀬 代々木公園から渋谷へ向かう道
今年一年、大変お世話になったことへの御礼を “Mさん” にお伝えすると、逆に労いのお言葉をいただいて恐縮でした。
会社の代表を務めていた母の ‘がん’ が発覚したのもこの頃でした。
12月25日のお昼に話をしていた母の呂律が一瞬おかしかったのですが、すぐに治ったので余り気にすることなくその日は別れました。
週明けの28日月曜日に出社すると、母と同居していた兄が会社に居ました。
聞けば土日にも様子がおかしかったらしく、脳梗塞の兆候かもしれないとのことで母を病院に連れていき検査したところ、ガンであることが発覚しました。
大腸がんから、肺と肝臓と脳に転移がみられる末期がんで、余命数ヶ月と宣告を受けました。
治療方針を医者と話し合いながら自分にも何かできないか、ネットなどでガンのことを調べて、民間療法なども試してみたりもしましたが、見つかったタイミングが遅すぎると医者には言われました。
でも母も自分も後ろ向きではなくて、非常に前向きに考えていましたし、そのように取り組んでいました。
そして、目標を“生きているうちに特許を母へのプレゼントすること”と位置付けて、特許取得へ更なる誓いを立てました。
2015年12月の終わりのことでした。
その11へ続く
“最初の拒絶通知”<余命数ヶ月の宣告>
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青い70%の海と、茶色い大地30%の陸地をもつこの惑星は、昼間は暖かい太陽の光を受けながら、夜は真っ暗な暗闇の中を月の光が照らしてくれています。
70%の海と30%の土が地球という大きな生命体で、我々はその大きな生命体の中に生息しているわけです。
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自身の体験を基にした初物づくしの特許出願ドラマチックストーリー第九話
水族館のお魚さん
7月7日に特許出願(先の出願に基づく優先権主張)をして、7月15日に【出願審査請求書と早期審査に関する事情説明書】を提出してから3ヶ月以上の時間が経過しておりました。
特許庁からの連絡は、審査の結果が出る以前に審査官決定の通知が先に来ると伺っていたので、審査官がどのような方に決定するのかワクワクとドキドキが入り混じったような気持ちで日々を過ごしていたように思います。
プロトタイプ(試作品)2号の製作を始めたのもこの頃だったと思います。
10月も終わりを告げようとしていたとき、ついに特許庁から封筒が届きます。
そこには、審査官が決定した旨が記載してありました。
早速、特許庁に電話して審査官に ‘面接’ の申し込みをしました。
特許出願の審査の過程で ‘面接’ について職員の方にご意見を伺ったことがありました。
拒絶されてから面接をする場合が多いけれど、基本的に特許の審査は書面を通して行うことがほとんどだから、(書面の説明方法などの勘違いや行き違いを回避する為にも)むしろ審査決定前に面接をすることは有効だと思う。
とアドバイスいただいていたので速やかに面接の手続きをしたのでした。
井の頭公園
特許庁を訪ねて、緊張感の中でいよいよ面接が始まりました。
ご挨拶と、お忙しい中面接の時間をとっていただいた事へのお礼と告げると、さっそく持参していったプロトタイプを手に、今回の特許出願で自分が訴えたいことなどをアピールさせていただきました。
審査官の方は、非常にクールな印象の男性の方でしたが、面接は非常にお話しもしやすく進行していきました。
自分が調べた【先行文献】との相違点なども説明させていただきました。
その時に審査官の方から、出願内容に対して懸念される先願を材料とした補正の示唆を受けました。
また、その部分を補正したとしても
『最近の出願記録などには見当たらなくても、もっと遥か以前の記録や、世界中の特許出願についても徹底的に調べるので、同じものがすでに存在していた可能性もあるのではないか?また、万が一同じものが見つかった場合は・・・・』…とのことでした。
自分なりに調べ尽くしたつもりではいましたが、同じ発想の出願が既に存在していないことを只々祈るのみです。
その後はメールで、“Mさん” へ面接に行った時の話しの内容などをご報告しました。
高尾山から見た初日の出
“Mさん”から
『審査官から先願を材料に補正の示唆をされたということは、その補正をすることで拒絶理由が解消され特許査定になる可能性が高いということです』
とアドバイスを受けて、少しだけ嬉しかったですが、特許査定がでるまでは、最後の最後まで気を抜かぬように自分に言い聞かせながら結果を待ちました。
特許出願は、出願してそのまますんなりと特許取得できることは本当に稀で、通常はだいたい拒絶通知が届くものだと伺っていたので、その点においては面接時の補正の示唆のお話も審査官から伺っていたので覚悟はしておりました。
でもやはり人間というのは弱い生きものですから、心のどこかでは淡い期待をしてしまっているものですよね。
11月4日に審査官と面接をさせていただき、『1~2週間程度で審査結果を郵送します』と言われていたのですが、心待ちにしていた特許庁からの郵送物はなかなか来ずに、11月も終わりを迎えようとしていました。
ここで、大変お世話になった“Mさん” のご職業でもある【弁理士】というご職業について説明させていただきます。
自分も今回の一件がなければ、その名称すら知らずにいたので、簡単にご説明すると。
隅田川
*日本弁理士会のホームページでは、このようにお説明されております。
【弁理士は“知的財産に関する専門家”です。】
<知的財産権とは>
人間の知的活動によって生み出されたアイデアや創作物などには、 財産的な価値を持つものがあります。
そうしたものを総称して「知的財産」と呼びます。
知的財産の中には特許権や実用新案権など、 法律で規定された権利や法律上保護される利益に係る権利として保護されるものがあります。
それらの権利は「知的財産権」と呼ばれます。
主な知的財産権には以下のものがあります。
■特許権
発明と呼ばれる比較的程度の高い新しい技術的アイデア(発明)を保護します。「物」「方法」「物の生産方法」の3つのタイプがあります。
■実用新案権
発明ほど高度な技術的アイデアではなく、言い換えれば小発明と呼ばれる考案を保護します。
実用新案権は無審査で登録されます。
■意匠権
物の形状、模様など斬新なデザイン(意匠)。
■商標権
自分が取り扱う商品やサービスと、他人が取り扱う商品やサービスとを区別するためのマーク。
■著作権
思想又は感情を創作的に表現したものであって、文芸、学術、美術、音楽の範囲に属するもの。
コンピュータプログラムも含みます。
■回路配置利用権
独自に開発された半導体チップの回路配置。
■商号
事業者(法人を含む)が自己を表示するために使用する名称(商号)。
■その他
不正競争の防止、育成者権など。
隅田川の夕日
何てことなさそうな一文の中に、どれ程の意味を籠め、どれほどの意味を捨てる(限定)するのか….弁理士の方は、その哲学と共に“日本語のプロ” でもあると実感いたしました。
ケースバイケースの部分もあるかとは思いますが、どうしても“特許取得” をゴールと設定するのでしたら、やはり弁理士の方をお探しされた方が、その可能性が広がるのではないかと思います。
ただ、誰でも良いというわけではなく弁理士の方もそれぞれ得意分野が違いますし、自分が表現して伝えたい本質を理解していただける方が見つかるまでお探しされた方が良いのかもしれませんが…。
そして2015年も12月へと突入していきました。
その10へ続く
淡い期待
素朴な疑問や、特許や実用新案、意匠や商標など特許庁については
〒100-8915 東京都千代田区霞が関3丁目4番3号 電話番号:03-3581-1101(代表)
*入館には身分証明書を提示して訪問票に記入。手荷物検査を経て入館票をいただいて入館できます。
特許や実用新案、意匠や商標などを検索するなら
一般社団法人発明推進協会〒105-0001 港区虎ノ門2-9-14 発明会館
*一階の入り口を入って訪問票に記帳して順番がくると、特許などの知的財産権についての無料相談ができます。
〒100-0013 東京都千代田区霞が関3-4-2
03-3519-2707
最後までお読みいただきありがとうございました。
弊社では吟味したエキゾチックレザーから始まり、インナー収納部に使用している牛革にもこだわっています。
レザーだけでなくファスナーやホック、裏地に至るまでこだわり、末永くご愛用いただけるようにと、東京の職人が全てハンドメイドで仕立てた、本物の『Made in Tokyo』の革財布です。
風水的な解釈による、財布の色に纏わるトピックです。
青い70%の海と、茶色い大地30%の陸地をもつこの惑星は、昼間は暖かい太陽の光を受けながら、夜は真っ暗な暗闇の中を月の光が照らしてくれています。
70%の海と30%の土が地球という大きな生命体で、我々はその大きな生命体の中に生息しているわけです。
そこには175万種類以上の生物が生息していて、人間はその一種類にすぎません。
青い海(水)と茶色い大地(土)に覆われた惑星地球には、沢山の植物(木)が存在していて、日中は太陽が降り注ぎ光と影をつくり、暗い闇夜は月の明かりが照らしてくれています。
人間は道具を使うことによって進化して、火を使うようになって更なる進化を遂げたと言われています。
風水は5,000年以上も昔の中国で発祥した環境哲学であり、自然と人々の暮らしをより良いものにするための智慧として受け継がれてきたものです。
「陰陽五行説」とは、自然界に存在する全てのものは「木・火・土・金・水」の五行に分類され、「陰」「陽」いずれかの性質を持つという考え方です。
「木・火・土・金・水」と聞いてアレ?と思った方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そうです、ここに太陽(日)と月を足したら一週間になるんですよね。
でも、一週間の呼び方は、風水由来ではなくてエジプトの占星術「土星・木星・火星・太陽・金星・水星・月」からきているようです。
そこに、ユダヤ教やキリスト教の考え方が加わって、現在の「日月火水木金土」になったそうです。
いずれにせよ、遠く離れた土地でも同じような考え方があって、太陽系の惑星の呼称が一致するというのは偶然ではなく必然だったのだと考えます。
エキゾチックレザーにも色々な種類があって、それぞれの生命たちの軌跡が映し出されたかのような皮革の表情たちは“天然のアート”といっても過言ではないのかもしれません。
色合いとはまた違った“革感”をお探しの方はエキゾチックレザーも選択肢の一つとして考えていただければ幸いです。
◆Small Goods(革小物)
E-レザーを使った革小物です。(小銭入れ・名刺入れ・フェイバリットケースなど)
高級エキゾチックレザーをアウター全面に使用し、インナーには牛革やナイロンなどを使いカジュアルさの中に高級感を演出した、オリジナルデザインのシリーズです。
高級エキゾチックレザーを使用した、Re-Boneの「スタンダード」を表現したシリーズです。
エキゾチックレザーの高級感だけでなく、天然皮革が醸し出す生命の軌跡を感じて頂くことができます。
Originalシリーズをベースに、より貴重なレザーを贅沢に使用し手の込んだ特殊加工などを施した特別仕様。
「美は細部に宿る」という哲学の基に「財布」という概念を超えたアート作品をテーマにしたシリーズです。
『世界を変えることは自分を変えること』をテーマとして掲げ
日常を、“非日常に変えるアイテム” として、また『他者との関わり』を具現化した財布
Re-Bone/リボーンオフィシャルショップ:https://rebone.tokyo
これからもリボーンは、エキゾチックレザーの魅力をひとりでも多くの方に伝えていく為に歩き続けたいと思っておりますので、今後とも「Re-Bone/リボーン」を宜しくお願い申し上げます。
製品タイプ別一覧
◆Small Goods(革小物)
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エキゾチックレザーの高級感だけでなく、天然皮革が醸し出す生命の軌跡を感じて頂くことができます。
Originalシリーズをベースに、より貴重なレザーを贅沢に使用し手の込んだ特殊加工などを施した特別仕様。
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営業日
・平日 11:00 ~ 18:00
・土日祝日 11:00 ~ 19:00
・定休日 月曜日(祝日の場合は翌火曜日)
・東京都台東区蔵前4-20-12 福谷ビル2階A室
・最寄り駅 都営大江戸線・浅草線 蔵前駅から徒歩5分程度
東京メトロ銀座線 田原町駅から徒歩10分程度
以下のGoogleマップをご覧ください。
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J-WAVE「STEP ONE」
:https://www.j-wave.co.jp/original/stepone/workers/4156.html
LEON
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全爬協特設HP
【リボーンウォレットについて】
http://re-bone.tokyo/category/about-re-bone-wallet/
【リボーンウォレット ラインナップ】
https://rebone.tokyo/?mode=grp&gid=1683998&sort=n
『TREND MAP』取材動画
http://trend-map.jp/business/347
こちらのページはRe-Boneの軌跡をまとめたページになります。
内容はRe-Boneのコンセプトを 始めとして、Re-Bone Walleの開発秘話、
レザーの知識やメディア掲載情報など、Re-Boneのすべての情報がご覧になれます。
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自身の体験を基にした初物づくしの特許出願ドラマチックストーリー第八話
日枝神社
【出願審査請求書と早期審査に関する事情説明書】
“Mさんとの運命的な出会い” のあと“Mさん”のご尽力のお蔭で、5ヶ月かけて明細書を完成させ2015年7月7日に改めて特許出願【国内優先権の主張】を済ませて参りました。
ご報告も済ませると早速、出願審査請求書と早期審査に関する事情説明書の作成に取り掛かりました。
特許出願しただけでは、特許権を得ることはできません。
通常ですと特許出願から1年半後に、特許出願の情報(明細書)が開示されます。
特許取得できた場合、この開示日から特許件の侵害を訴えることができるようになります。
特許出願から審査請求をせずに3年間が過ぎたところで特許出願の権利が消滅します。
ですので、特許権を得る為には特許出願から3年以内に審査請求をしなければなりません。
先日の【抑止力としての特許出願】は、この3年間のイニシアティブを指しています。
実は、“Mさん” からも当時、この3年間のイニシアティブのアドバイスを受けたこともありましたし、商標登録などのアドバイスもいただいておりました。
特許出願には、“白か黒か?” だけではなくて “戦略としてのグレー” も存在する、ということだと思います。
当時の自分は猪突猛進というか、伸るか反るか!
そんな気持でしたので、‘何としても一日も早く特許を取得するために頑張る’ことしか頭にはありませんでした。
今思えば、そういった戦略的なことも考えられない程に余裕がなかったのかもしれません。
カメレオン
◆ここで、特許出願においてもっとも基本的な注意点を書き忘れていたので、念のために記載します。
特許出願をする以前に、過去の出願に同じものがないかチェックするのはもちろんですが、絶対にやってはいけないのは “特許出願するものを公共の場に知られてはいけない” です。
例えば、今は多くのSNSなどがありますが、そういった場で出願前に『今度、これで特許出願します』みたいに載せてしまったら、その時点でアウトです。
特許の基本は【出願以前にまだ世の中に存在していない】ことが絶対条件なので、たとえ出願人本人でも公共の場に知られてはいけないので注意してください。
普通に特許出願をして、一年半後には情報公開されるのですが普通に審査請求をして特許取得までに要する時間は二年半~三年くらいかかると言われていました。
出来るだけ早く審査をしてもらいたかった自分は、特許出願の翌週に【出願審査請求書】と同時に【早期審査に関する事情説明書】の書類を提出してきました。
特許出願をしただけでは審査されることはないので、特許出願のあとに審査して下さい、と【出願審査請求書】の手続きをしなければならないのですが、普通に【出願審査請求書】をしただけでは、審査まで二年くらいかかるともいわれています。(特許出願から一年半後に情報公開されてから順番に審査されるからです)
*出願審査料金
118、000円+(請求項の数X4,000円)
魚たち
ですが、『一日でも早く審査していただきたい』そう思っている方の為に、特許には早期審査というものがあります。
早期審査・早期審理制度は、一定の要件の下、出願人からの申請を受けて審査・審理を通常に比べて早く行う制度です。
◆早期審査請求は、通常の審査請求と比べて(1年半~2年)飛躍的に早い審査(3ヶ月程度)を受けれるというメリットがありますが、その反面、出願情報の公開が早まることは勿論ですが、特許出願から早ければ半年あまりで特許出願の権利が消滅してしまうかもしれないというデメリットもあり、まさに諸刃の剣です。
(1) 早期審査の申請をするには、「早期審査に関する事情説明書」、早期審理には「早期審理に関する事情説明書」の提出が必要です。
事情説明書には、書誌事項のほか、早期審査または早期審理を申請する事情、先行技術文献の開示及び対比説明などを記載する必要があります(一部、例外があります。詳細については、早期審査・早期審理ガイドラインを御覧ください)
(2) 特許庁に対する手続は無料です(通常の審査請求料等はかかります)
詳しくは特許庁の【特許出願の早期審査・早期審理について】をご覧ください。
特許には、【特許料等の減免制度】といったものがあります。
一定の要件がありますが、該当すれば審査請求料や特許料(10年分)などが2分の1から3分の1に減免されます。
詳しくは【特許料等の減免制度】をご覧ください。
何はともあれ【出願審査請求書】と【早期審査に関する事情説明書】と併せて【特許審査料の減免】の提出も無事に済ませてほっと一息…束の間の休息と共に、あとは特許庁からの連絡がくるのを待つのみの ‘ざわざわとした日々’ が始まりました。
その9へ続く
“諸刃の剣”<戦略としてのグレー>
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青い70%の海と、茶色い大地30%の陸地をもつこの惑星は、昼間は暖かい太陽の光を受けながら、夜は真っ暗な暗闇の中を月の光が照らしてくれています。
70%の海と30%の土が地球という大きな生命体で、我々はその大きな生命体の中に生息しているわけです。
そこには175万種類以上の生物が生息していて、人間はその一種類にすぎません。
青い海(水)と茶色い大地(土)に覆われた惑星地球には、沢山の植物(木)が存在していて、日中は太陽が降り注ぎ光と影をつくり、暗い闇夜は月の明かりが照らしてくれています。
人間は道具を使うことによって進化して、火を使うようになって更なる進化を遂げたと言われています。
風水は5,000年以上も昔の中国で発祥した環境哲学であり、自然と人々の暮らしをより良いものにするための智慧として受け継がれてきたものです。
「陰陽五行説」とは、自然界に存在する全てのものは「木・火・土・金・水」の五行に分類され、「陰」「陽」いずれかの性質を持つという考え方です。
「木・火・土・金・水」と聞いてアレ?と思った方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そうです、ここに太陽(日)と月を足したら一週間になるんですよね。
でも、一週間の呼び方は、風水由来ではなくてエジプトの占星術「土星・木星・火星・太陽・金星・水星・月」からきているようです。
そこに、ユダヤ教やキリスト教の考え方が加わって、現在の「日月火水木金土」になったそうです。
いずれにせよ、遠く離れた土地でも同じような考え方があって、太陽系の惑星の呼称が一致するというのは偶然ではなく必然だったのだと考えます。
エキゾチックレザーにも色々な種類があって、それぞれの生命たちの軌跡が映し出されたかのような皮革の表情たちは“天然のアート”といっても過言ではないのかもしれません。
色合いとはまた違った“革感”をお探しの方はエキゾチックレザーも選択肢の一つとして考えていただければ幸いです。
◆Small Goods(革小物)
E-レザーを使った革小物です。(小銭入れ・名刺入れ・フェイバリットケースなど)
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高級エキゾチックレザーを使用した、Re-Boneの「スタンダード」を表現したシリーズです。
エキゾチックレザーの高級感だけでなく、天然皮革が醸し出す生命の軌跡を感じて頂くことができます。
Originalシリーズをベースに、より貴重なレザーを贅沢に使用し手の込んだ特殊加工などを施した特別仕様。
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自身の体験を基にした初物づくしの特許出願ドラマチックストーリー第七話
隅田川から見た東京スカイツリー
弁理士会館へ通いながら特許出願についての様々なノウハウやアドバイス、アイディアなどをいただきながら【国内優先権の主張】(特許出願)に向けて書類を仕上げていきました。
その時に、少し面白かったのがある弁理士の方の提案で、ある箇所の言い方をその方の仰るように書き直しすることがありました。
後日、別の弁理士の方に明細書に目を通してもらったところ
『ん?ここのこの表現だけど・・・』と、先日別の弁理士の方の提案で書き直しした箇所に対して又、別の提案をされるということがありました。
結局先日の弁理士の方に申し訳なかったのですが、更に書き直しをすることとなりましたが、その方との出会いの記録として残したい気持ちもあったので、一箇所だけ原文をそのまま残しました。
実は後ほど…本当に最期の最後になって、その時に残した一文の言い回しによって、審査官からアドバイスをいただき助けられる事となります。
ムダな出会いは一切ありませんでした。
夕暮れ
出会った弁理士の方から受けたアドバイスは、必ず全て明細書に反映させて頂いていたので、その【明細書】は出会っていただいた方々と過ごさせて頂いた時間と気持ち(想い)そのものでした。
その時に思ったのが、やはり言葉を使った職業なので弁理士ひとり一人に哲学のようなものが在るのだなぁ…と。あと、やはり弁理士それぞれの得意分野があるので、ひと言に“弁理士” といっても、その案件に対して得意としている方を探された方が良いんだなと思いました。
当然のことなのですが、特許出願前と特許出願後とでは多少なりとも弁理士の方たちの熱が違ってきている事も薄々感じていたので、ここから先は一人で頑張るしかないな…という考えが頭をもたげ始めていました。
お会いした弁理士の方々が仰る “このまま出願するのは惜しい” その言葉の真意も分からぬまま、‘自分が出来る限界はもうこの辺なのかな?’ そう思い始めていました。
これ以上どうしたらよいのか・・・・・
先日、名刺をいただいた弁理士の方に連絡を取ってみようかな?どうしよう??・・・
‘あと一回だけ弁理士会館を訪ねてみよう。その後の事は、それから考えよう’
そう決心して最後のつもりで弁理士会館を訪問しました。
空と街
そして、いつものように訪問票に質問事項などを記入して待つことしばらくしてお声を掛けていただき、いつものようにご挨拶させていただいて明細書に目を通していただきながら説明させていただきました。
この時は、プロトタイプ(試作品)が出来上がっていたので持参していったように記憶しております。
始まって5~10分程度の時間が経過した頃でしょうか、その時に弁理士の方が発したお言葉が、自分の意図するところ(主張したい部分)のド真ん中を言い当てられたのです。
それまで数多くの弁理士の方々と接見させていただいてきましたが、そこまでの核心を突かれたのは(ましてやお会いしてからものの数分で)初めての事だったので、ビックリすると共にとても嬉しく思いました。
とてもお話しもしやすい方だったので、ついつい自分の置かれている状況や事情なども含めて色々とご相談に乗っていただいて、とても充実した “有り難くも濃い時間” を過ごさせていただきました。
特許出願書類の書き方のアドバイスはもちろん、“特許出願において【請求項】の部分は特許の心臓部であって特許権の範囲そのものなんだよ。” といったことも教えていただきました。
あぁ…今日はこの方とお会いできて本当に良かった’
そんな風に思いながらも時間は5時を回っていました。
相当長いお時間お付き合いしていただいておりましたので感謝の言葉をお伝えして、
『近いうちに特許出願(国内優先権の主張)をしたいと思います。』
そう伝えて退室しようとしたところで、その弁理士の方に呼び止められます。
縁
『連絡先を教えてもらえないかな?名刺ある?』
『?…?!』
『さっき話ししていた【請求項】の部分だけど、そのまま出願するのは余りにも勿体無いから僕が考えてあげるよ。』
『えっ!?….でも….』
『大丈夫、今日ここを訪ねて来た貴方と僕が会ったのも何かの“縁”だと思うから。』
『ありがとうございます!!』
何度も何度もお辞儀をして喜び勇んでお別れをした、あの日の事は忘れません。
その後、言葉に尽くせぬほどにお世話になる弁理士 “Mさん” との出会いでした。
“Mさん”との出会いに感謝しながら、日枝神社で参拝して帰りました。
ただ、この時は“Mさん” が仰られた
『【請求項】を僕が考えてあげるよ』
この意味が、どれ程すごいお言葉をかけていただいたのか十分に理解できずにいました。
只々、お声を掛けていただいたことに喜んでいたように思います。
日枝神社
そして、その日の夜には “Mさん” から
『僕なりに【請求項1】の文案を考えてみましたので、これをたたき台にお考えいただいたらどうでしょう』とメールをいただきました。
非常に嬉しく、有り難く感謝する気持ちと共に、その表現力の幅の広さに只々脱帽するばかりでした。
とはいっても、それがどれほどの広い権利を指しているのか、明瞭には分からなかったのですが、後で解説していただきました。
兎に角、それ程素人の自分とプロである“Mさん”の請求項(特許の権利)には雲泥の差があったのです。
改めて昨日“Mさん”が仰られた『僕が請求項を考えてあげるよ』の言葉の重みと同時に感謝の気持ちが溢れた瞬間でもありました
早速、弁理士会館での御礼とメールをいただいた事への御礼を伝えて、“Mさん”からご提案いただいた【請求項1】を起点とした第二、第三~の請求項を自分なりに考えて“Mさん”からの返事やアドバイスなどを参考にさせていただきながら明細書を訂正&加筆していきました。
ご縁に感謝
当時を思い出しながら現在、執筆しているのですが “Mさん” との出会い(自分にとっては運命的な出会いでした)は、最初の特許出願から数か月後だったと思っていたのですが、メールのやり取りを確認したところ、お会いしたのは2月4日で最初の特許出願から3週間も経っていなかったことを知りビックリしました。
きっとそれくらい苦しんでいた中での ‘出会い’ だったのだと改めて思いました。
それからの日々は自分がお送りした明細書や請求項、“Mさん” からいただいた【請求項】のアドバイスを基に、明細書の加筆をしていく毎日でした。
“Mさん” からいただいた請求項には、どういったことを(どういう商品を想定して)記載しているのか素人の自分に分かるように解説も書き記されていました。
非常に稚拙だと思われるような質問にも快くお応えいただいたことにも感謝の念が絶えませんでした。
隅田川沿いの鳥たち
請求項や明細書を作り上げていく中で、基本的な(よく用いられる)【請求項の書き方】も、“Mさん” からご教授いただきました。
毎回メールのあたまに
『こんにちは。がんばってますか。』
の一文に、どれほどの力を頂いたことか言葉に尽くせません。
◆【請求項1】では、出来るだけ多くの含みを持たせた記載をし、それらがはねられた時の為に、より範囲を明確化(縮小)した【請求項2】や【請求項3】の記載をして、それらに従属する形態としての【請求項4~】を記載するそうです。
もちろん例外もあるようですが、特許出願において、よくとられる手法のようです
*上記の記載例ですと、【請求項1~3】が独立項、【請求項4~】が従属項となります。
そして “Mさん” からのアドバイスを基に加筆訂正を繰り返して、出願時は9ページ【請求項2】図面5だったものが、19ページ【請求項11】図面12まで増えていました。
何度もなんども読み返してついに【特許出願】(先の出願に基づく優先権主張)をして参りました。
2015年7月7日のことでした。
その8へ続く
家からみた風景
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風水的な解釈による、財布の色に纏わるトピックです。
青い70%の海と、茶色い大地30%の陸地をもつこの惑星は、昼間は暖かい太陽の光を受けながら、夜は真っ暗な暗闇の中を月の光が照らしてくれています。
70%の海と30%の土が地球という大きな生命体で、我々はその大きな生命体の中に生息しているわけです。
そこには175万種類以上の生物が生息していて、人間はその一種類にすぎません。
青い海(水)と茶色い大地(土)に覆われた惑星地球には、沢山の植物(木)が存在していて、日中は太陽が降り注ぎ光と影をつくり、暗い闇夜は月の明かりが照らしてくれています。
人間は道具を使うことによって進化して、火を使うようになって更なる進化を遂げたと言われています。
風水は5,000年以上も昔の中国で発祥した環境哲学であり、自然と人々の暮らしをより良いものにするための智慧として受け継がれてきたものです。
「陰陽五行説」とは、自然界に存在する全てのものは「木・火・土・金・水」の五行に分類され、「陰」「陽」いずれかの性質を持つという考え方です。
「木・火・土・金・水」と聞いてアレ?と思った方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そうです、ここに太陽(日)と月を足したら一週間になるんですよね。
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そこに、ユダヤ教やキリスト教の考え方が加わって、現在の「日月火水木金土」になったそうです。
いずれにせよ、遠く離れた土地でも同じような考え方があって、太陽系の惑星の呼称が一致するというのは偶然ではなく必然だったのだと考えます。
エキゾチックレザーにも色々な種類があって、それぞれの生命たちの軌跡が映し出されたかのような皮革の表情たちは“天然のアート”といっても過言ではないのかもしれません。
色合いとはまた違った“革感”をお探しの方はエキゾチックレザーも選択肢の一つとして考えていただければ幸いです。
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E-レザーを使った革小物です。(小銭入れ・名刺入れ・フェイバリットケースなど)
高級エキゾチックレザーをアウター全面に使用し、インナーには牛革やナイロンなどを使いカジュアルさの中に高級感を演出した、オリジナルデザインのシリーズです。
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エキゾチックレザーの高級感だけでなく、天然皮革が醸し出す生命の軌跡を感じて頂くことができます。
Originalシリーズをベースに、より貴重なレザーを贅沢に使用し手の込んだ特殊加工などを施した特別仕様。
「美は細部に宿る」という哲学の基に「財布」という概念を超えたアート作品をテーマにしたシリーズです。
『世界を変えることは自分を変えること』をテーマとして掲げ
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高級エキゾチックレザーをアウター全面に使用し、インナーには牛革やナイロンなどを使いカジュアルさの中に高級感を演出した、オリジナルデザインのシリーズです。
高級エキゾチックレザーを使用した、Re-Boneの「スタンダード」を表現したシリーズです。
エキゾチックレザーの高級感だけでなく、天然皮革が醸し出す生命の軌跡を感じて頂くことができます。
Originalシリーズをベースに、より貴重なレザーを贅沢に使用し手の込んだ特殊加工などを施した特別仕様。
「美は細部に宿る」という哲学の基に「財布」という概念を超えたアート作品をテーマにしたシリーズです。
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『TREND MAP』取材動画
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こちらのページはRe-Boneの軌跡をまとめたページになります。
内容はRe-Boneのコンセプトを 始めとして、Re-Bone Walleの開発秘話、
レザーの知識やメディア掲載情報など、Re-Boneのすべての情報がご覧になれます。
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