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パイソンレザーの財布が持つイメージ

【パイソンレザーの財布が持つイメージとは】

 

パイソンレザーとは、ヘビの皮革を利用した素材のことであり、主にニシキヘビやモラレス、ショートテール(レッドパイソン)などの大型のヘビの皮を取って加工を施し、革素材としたものです。

 

エキゾチックレザーの中でも、美しいウロコ模様から昔から貴重な素材の一つとされ、現在でも高級素材としてのイメージが定着しています。

 

財布やバッグ、ベルトなど様々な製品に利用されていて、特に財布としては、ヘビが金運を招く象徴とされることから、縁起担ぎの一環として所有する人もいます。

 

パイソンレザーの魅力は、連続的なウロコ模様にあり、その名の通りダイヤモンドの形をしたダイヤモンドパイソンは、ワイルドでハードなイメージが魅力です。

 

また、石垣に似た模様であるモラレスパイソンもダイヤモンドパイソンに負けず劣らずの人気素材です。

 

パイソンレザーは背中側を使う(F/C)か腹側を使う(B/C)かで模様が異なり、
お腹から裂いたF/Cフロントカットは背中部分がメインとなり鱗模様は細かめです。
(ダイヤモンドパイソンでいえばダイヤモンドの柄が見える方です。)

 

逆にB/Cバックカットは蛇腹がメインとなり、より蛇らしくワイルドなイメージを抱かれるのではないでしょうか。

 

 

パイソンレザーを素材とした財布は、必ず専用の手入れ用品でメンテナンスをしてあげることが重要です。

薄く繊細に見えますが、基本的に頑丈な素材なので、財布のように頻繁に使う製品であっても特別な扱いをする必要はありません。

 

 

財布として使う時の注意点としては、水に濡らさないことや直射日光に晒さないことです。

 

グレージング仕上げ(艶)などの場合、革の油分が減って来るとひび割れてくる場合があるので、専用のクリームやスプレーを使って保革してあげてください。


パイソン革をアウターはもちろん、インナーまで全てに贅沢に使用したレディースタイプ

 

パイソン革をアウターはもちろん、インナーまで全てに贅沢に使用したラウンドファスナー長財布/トライアングル オールブラックパイソンとオールブルーパールパイソン

 

 

アウターはもちろんインナー、裏地素材にまでレザーを使用した文字通りオールレザー長財布

 

 

4つのホックとレザーだけで製作された縦入れ式カード入れがオシャレなフォックスウォレット

 


4種類の蛇革が織りなすラウンドファスナー長財布pink Snow/ピンクスノー

長財布オールレザーの製作工程

 

 

パイソン 迷彩柄/長財布オールレザーの製作工程

 

 

こちらのページでは、‘Re-Bone special 長財布/オールレザー パイソン迷彩柄’を製作工程等を交えながら紹介させていただきます。

 

 

コンセプトとしては、Re-Bone classics の薄さにこだわった長財布と対局に位置するような‘重厚感溢れる長財布’です。

 

 

まず、初めにRe-Bone のこだわりを持った腕の確かな職人と相談してアイディアを出してもらいながら製作されたテジュー艶モスグリーンがこちらになります。

 

 

テジュー艶モスグリーンをアウターメインに、インナーは全てリングリザード艶の黒で裏地素材は高級牛サドルレザーの黒を使用。

 

 

このまま今すぐコレが欲しい!・・・と言って下さった方もいらっしゃったのですが、

小銭入れ部分をより使いやすく片マチタイプに変更して製品化を決定いたしました。

 

 

ファスナーはYKKエクセラのアンティークカッパーとアンティークシルバーを用意しました。

メーター買いしたので長さを調節しながらカットしてファスナーを作ります。

 

 

 

ファスナーの務歯を一つひとつ長さを調節しながら取っています。

 

 

裁断したアウター部分(パイソン迷彩柄)と、牛サドルレザーを貼り合せていきます。

アウター部分の皮革を粗断ちしたところと小銭入れになるパーツです。

 

 

口みたいに空いているところにファスナーが入ります。

今回は片マチタイプにするのでマチの部分に切れ込みをいれます。

 

 

切れ込みをいれたら、サイズ調節をしたYKKエクセラファスナーを縫付けていきます。

 

 

そしてついにファスナーが装着されたところです。

 

 

小銭入れ部分のマチになる部分のカロングと牛ヌメ革をカットして貼り合せていきます。

 

 

はい、出来ました。

新しく Made in TOKYO が入ったロゴは今回のオールレザー長財布から刻印されることになりました。

 

 

今回のロゴは全てシルバーで統一しました。

そして、いよいよマチを本体に縫付けていきます。

 

 

着々と縫付けられていきます・・・

同時にカード段部分も縫製されていきます。

 

 

この小銭入れ部分だけでも、カロングと牛サドルレザーの醸し出す高級感にクラクラで、これにパイソン迷彩柄が加わったら・・・

と思うだけで期待に胸が膨らみます。

底の縫製もされて、ついに片マチ式小銭入れ部分の完成です。

 

 

 

 

いよいよ後半戦に入ってきました。

コバスキとコバ磨きに入っていきますが、お財布の外周部分のカタチを整えて、その表面を何度も何度も磨いていきます。

年期がいる難しく繊細な作業です。職人さんの腕の見せどころです。

 

 

コバを磨いて綺麗にしていきます。

一度きりではなく何度もこの作業を繰り返します。

磨いたものと磨く前のものの対比です。 違いが画像でも確認できますね。

綺麗にみがいた上からコバ塗りを施していっているところです。

コバ塗りを施して乾かして、ハンダゴテでならして、ペーパーをかけて、コバ塗りを塗りを施して・・・・

この作業を5~6回ほど繰り返します。

 

 

そして同じようにして丁寧に仕上げたパーツ同士を縫製して、ついに【Re-Bone special 長財布(オールレザー) パイソン迷彩柄】の完成です。

小銭入れも開きやすく使いやすくなりました。 紙幣などを入れられるポケットは3ヶ所あります。

ポケットとポケットの間にもカードを収納できるようになっていて全部で12枚収納できます。

Re-Bone special 長財布/オールレザー のパイソン 迷彩柄/製作工程の紹介は以上となります。

最後までお付き合い下さいまして誠にありがとうございました。

 

 

Re-Bone special 長財布/オールレザー

長財布オールレザー

SHOPよりお知らせ

商品ご購入手段として、従来の銀行振込み、代引きに加えて

ペイパルクレジットでもご購入いただけるようになりました。

 

PAYPAL

 

「ペイパルとは?」
ペイパルは、インターネット上の便利な【デジタルおさいふ】です。

ペイパルにクレジットカード情報を登録しておけば、IDとパスワードだけで決済完了。

お店に大切なカード情報を知らせることなく、より安全に支払いができます。
ペイパルアカウントの開設は、決済方法でPayPalを選択して必要事項を入力するだけなのでかんたんです。

 


また、様々な支払い方法を選択できるクロネコWEBコレクトでもご購入いただけます。

 

・クレジットカード決済(クロネコwebコレクト)
クロネコwebコレクト クレジットカード払い

 

・コンビニ(オンライン)<審査中です>
クロネコwebコレクト コンビニ(オンライン)払い

 

・電子マネー払い
クロネコwebコレクト 電子マネー払い

 

・ネットバンクでのお支払が可能です。
クロネコwebコレクト ネットバンク払い

今後の予定

今後の予定としては、

Re-Bone specialから先日発売されたラウンドファスナー長財布/トライアングルより

オールブラックパイソン、オールブルーパールパイソンに続いて、

オールダークブラウンパイソンとキルティングカロングを3色(ネイビー、キャメル、ブラウン)をご用意させていただく予定です。

 

又、同じアウターを使用してインナーに牛サドルレザーを使用した

Re-Bone originalバージョンも発売予定です。

 

そして、いよいよ5、6月~夏頃までにはRe-Bone Walletの発売を開始できればと考えております。

 

Re-Bone Walletに関しましては、構想から2年半の時間をかけて特許取得に至るまで、非常に様々な方々のお世話になり、やっと発売まであと少しというところまで来れましたので、多大な方々への感謝の念が絶えません。

 

少しずつではありますが、様々なバージョンを発表させていただければと思っております。

 

Re-Boneのコンセプトを財布に落とし込んだRe-Bone Walletが皆様に喜ばれることを、切に願っております。

 

これからも末永く宜しくお願い申し上げます。

 

物作りのこだわり1 想い

想い

世界・・・いや、もしかしたらこの宇宙に全く同じ物など存在しないのではないのでしょうか?

皆、全てが違う個体であったり、生命であり、それぞれの運命や宿命があると思います。

 

たとえば、大量生産のペットボトル等の既製品など、一見同じ様に見えるモノはあるのかも知れないません。

けれど、やはりそれぞれの寿命が違う事と同じように…

その先の “縁” だけはやはり同じ “縁 は存在していなくて・・・

 

どなたと出会い、どなたとすれ違い、どなたと別れるのか、また再会するのか・・・

 

この世の中に存在する事柄や、全てのものが”奇跡”であり、必然だと思っています。

 

偶然では無い奇跡の連続の中で、お客様と出逢える奇跡を信じながら・・・・

 

皮革の製品としてのReborn(新しい生命の誕生の為の骨子(Bone))に精神誠意取り組んで

お客様一人ひとりにとってのloved oneを目指して・・・

 

そして、特別に年齢や性別を絞らずに・・・

ユニセックスフリースタイルの製品作りを目指して参りたいと思います。

 

そしてそんな製品と貴女・貴方との‘縁’を取り持つ事が出来たなら・・・・・・・・

 

そんな想いを籠めて製品を紹介して参りたい、と思います。